「この世は二人組ではできあがらない」のようなことを考えていた。別に本の中身がそういうわけでなく、タイトルのこのままの言葉の意味を考えてた。
二人組でも、恋でも、なんでもなく、すべてのことが人間同士の関係性として、そんなにうまく纏まることはないのだ!みたいなことを思って自転車を漕いでいた。
昼間動いてるあいだは大丈夫だが、深夜になるとぐるぐると同じことを考えてしまう。結果が変わらない、しかし反芻するたびに少しずつ変わってしまうわずかな記憶を頼りに、ぐるぐるぐるぐると。
明けない夜はないのだと思うしかない。
来年1年の抱負はただただ無事に生き延びたい。
はやく死にたいとか思っていたが、死ねるなら死にたい、たださもなくばどうにか無事に生き延びたい。感情は難しい。